プーチン氏、大統領5期目最初の外遊先に中国を検討へ

[20日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は19日、5期目となる新たな任期入り後、最初の外遊先として中国を検討する意向を示した。

国営タス通信によると、共産党のジュガーノフ委員長が19日の会議で、プーチン氏に中国訪問を要請。「あなたの最初の訪問が西ではなく東になることを願う。習近平(中国国家主席)は訪問を待っている」と述べた。

これを受け、プーチン氏が検討を約束したという。

プーチン氏は17日に開票された大統領選で圧勝。西側諸国は選挙が不公正で非民主的だと非難したが、中国や北朝鮮はプーチン氏の勝利に祝意を示した。

ロイターは19日、関係筋の話として、プーチン氏が5月に中国を訪問し、習近平国家主席と会談する見通しだと報じていた。

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