あこがれの“妖精”身近に オードリー・ヘプバーン写真展開幕 鹿児島市立美術館

オードリー・ヘプバーンの素顔を切り取った写真が並ぶ会場=20日、鹿児島市立美術館

 「オードリー・ヘプバーン写真展」(南日本新聞社・鹿児島市立美術館主催、光学堂特別協賛、化粧品の紅屋・今林整形外科病院・シェラトン鹿児島協賛)が20日、市立美術館で始まった。初日から多くのファンが訪れ、“永遠の妖精”の魅力をとらえた約190点の写真を見入っていた。

 この日は開場式があり、佐潟隆一・南日本新聞社社長や楠元香代子・市立美術館館長らがテープカット。開幕を待ちわびた来場者が次々と入場した。

 会場は、ファッション・映画・プライベートの三つのテーマに分けられ、オードリーがアカデミー主演女優賞を獲得した「ローマの休日」のダイジェスト映像も流される。写真をバックに撮影できるスポットが2カ所設けられ、多くの人が思い思いに記念写真を撮っていた。

 松原なぎさ小(姶良市)2年の古村乃恵さんは「図書館の本で好きになった。優しい人だったと思う。見たことない写真があって、全部きれいだった。あこがれます」と感想を話した。

 5月6日まで。大学・一般1200円、中高生600円、小学生以下無料。3月25日、4月1、8、15、22日は休館。

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