センバツ創志、初戦突破 21世紀枠の別海を下す

【創志学園―別海】4回表創志学園1死三塁、秦の中犠飛で三走の賀陽が生還し、1―0とする=甲子園

 第96回選抜高校野球大会第3日は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦が行われ、7年ぶり4度目の出場の創志学園(岡山)は21世紀枠の別海(北海道)に7―0で快勝した。岡山勢がセンバツで白星を挙げるのは創志学園が2016年に初戦突破して以来8年ぶり。

 創志学園はエース左腕の山口が4安打完封。4連続を含む14奪三振の快投を披露した。打線は四回1死三塁から秦の中犠飛で均衡を破り、五回以降は後藤、朝野の適時打などで突き放した。

 春夏合わせ7度目の甲子園で、18年夏以来の勝利。一塁側アルプススタンドには生徒やOB、保護者ら約2千人の応援団が詰めかけ、ナインとともに校歌を響かせた。

 前任の東海大相模(神奈川)で全国優勝4度の門馬監督は新天地での初陣を飾り、甲子園通算31勝目。2回戦は第7日第2試合(24日午前11時半開始予定)で前回優勝校の山梨学院と対戦する。

創志学園

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別海

初戦を突破し、笑顔で応援席に向かう創志学園ナイン=甲子園

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