脱炭素に向けた技術開発 中国電力岩国発電所跡地にセンター開所

「脱炭素社会」に向けた技術開発などに取り組みます。

2020年に廃止された中国電力岩国発電所の跡地に、「岩国総合技術センター」が開所しました。

今回、センターを開設したのは中国電力の関連会社「中電プラント」で、山田恭平社長らがテープカットをして開所を祝いました。

中国電力の岩国発電所は電力需要の減少などに伴い2020年に廃止。

およそ20万平方メートルの跡地の活用が課題となり、その一部に今回、中電プラントが「岩国総合技術センター」を開設しました。

中電プラントは発電設備の建設やメンテナンスなどを事業としていて、脱炭素社会の実現に向けた技術開発や機器の製造を岩国で行っていく方針です。

(中電プラント 山田恭平社長)

「2050年カーボンニュートラルの時代を切り開いて参りたい。それが岩国総合技術センター開所の大きな意義」

岩国発電所の跡地には同じくグループ企業の中国電力ネットワークも進出していて、従業員は合わせておよそ80人となっています。

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