ユース五輪アイスホッケーで準優勝 山口選手に宇治市スポーツ賞栄誉賞 副キャプテンとしてチーム引っ張る

冬季ユース五輪アイスホッケー女子の銀メダルを見せる山口七穂選手(宇治市役所)

 韓国で1月に開かれた冬季ユース五輪にアイスホッケー女子の代表として出場し、準優勝に輝いた立命館宇治中3年の山口七穂選手(15)=兵庫県芦屋市=が、宇治市の市スポーツ賞栄誉賞を受賞した。市役所での表彰式で「五輪に出たい」と将来の夢を語った。

 山口選手は小学2年の時、友人の誘いでアイスホッケーを始め、現在は堺市のクラブチームに所属している。ポジションはフォワードで、世界の強豪と競ったユース五輪では副キャプテンとしてチームを引っ張った。

 松村淳子市長から賞状とトロフィーを受け取り、山口選手はアイスホッケーの魅力について「ゴールを決めたり、パスがつながったりすると楽しい」と笑顔で話した。4月から北海道のチームに所属するといい、松村市長は「心身ともに鍛え、活躍されることを願う」とエールを送った。

 同賞は世界規模の大会で活躍した市関係者に贈呈している。

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