懐かしの昭和を“リアルかかし”で再現「街頭テレビで力道山」「紙芝居を楽しむ子ども」伊豆・松崎町の花畑で展示スタート

閑散期の田んぼを使った静岡県松崎町の花畑で、毎年恒例となっている「リアルかかし」の展示が3月20日からスタートしました。

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このイベントは、松崎町で有志の団体が毎年開催しているもので、2024年は新作44体のかかしが県道沿いの花畑に設置されました。

2024年のテーマは「懐かしの昭和」。街頭テレビで力道山の試合を見る人たちや紙芝居を楽しむ子どもたち、3世代家族や和服の花嫁姿など、昭和30年代ごろの風景を再現しました。

<松崎かかしクラブ代表>
「私はもちろん昭和生まれですが、だいぶ昭和が遠くなってしまったので、この辺で昭和をもう1回思い出して、みんなで懐かしかったね、という風なお話ができるといいなと思って設定しました」

<東京からの観光客>
「子どもの頃に見たような光景のかかしですね。なかなか懐かしいような感じで、顔の表情もよく見てきました。私はまだこういう世代ではなかったので。でもやっぱり昔、こういう感じだったんだなという気がしますね」

リアルかかしの展示は当初、4月7日までの予定でしたが、桜の開花予想が遅くなっていることもあり4月14日まで延長されることになっています。

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