総合金融サービス「Olive」に三つの新機能 「家族カード発行」など

三井住友銀行と三井住友カードは3月18日に、個人利用者向け総合金融サービス「Olive(オリーブ)」に、「定額自動入金サービス」「Oliveアカウントランク切替機能」「家族カード」の、3つの新機能を追加することを発表した。

「Olive」新機能の1つである「定額自動入金サービス」のイメージ

「Oliveアカウントランク切替機能」でより便利に

「Olive」は、2023年3月に提供が開始された、銀行口座、カード決済、ファイナンス、オンライン証券、オンライン保険といった機能を、アプリ上でシームレスに組み合わせた新しい金融サービス。

「定額自動入金サービス」は、利用者本人名義の他行口座から毎月指定の金額を引き落とし、「Olive」アカウント申込代表口座へ自動で入金するサービスで、3月18日から順次提供が開始される。同サービスによって、都度入金や振込の手続きを行うことなく、本人名義口座間の資金移動が可能になる。

手数料は無料で、契約数は1名あたり3契約まで。入金金額は1契約あたり1万円以上100万円以下で1000円単位で設定できる。また、引き落とし日は毎月5日または27日のどちらかを選べる。

「Oliveアカウントランク切替機能」は、従来なら一度「Olive」アカウントを解約した上で、希望のランクでの再度申し込みが必要だった「Olive」アカウントランクの切替を、解約することなく「一般ランク」「ゴールドランク」「プラチナプリファード」のいずれかに、自由に変更可能になる(別途、所定の審査がある)。同機能は、4月8日から順次提供される。

「家族カード」の券面イメージ

「家族カード」は、「Oliveフレキシブルペイ」において発行できるようになり、年会費無料のクレジットモード専用カードとして使える(デビットモードおよびポイント支払いモードの利用、支払い方法変更の利用は不可)。カード券面は、カード番号を印字しないナンバーレス仕様で、アカウントランクに応じたデザインで発行される。同機能は、4月16日からの順次提供開始となる。

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