「座敷びな」で鬼北・日吉地域の春表現 4月7日まで展示

川口集落の春の風景を再現した座敷びな

 愛媛県鬼北町日吉地域の春の風景を表現した座敷びなの展示が20日、同町下鍵山の古民家・明星草庵で始まった。ヤマザクラが咲く山並みや川が合流する里山の様子が10畳のスペースいっぱいに広がり、会場を明るく彩っている。4月7日まで。

 「日吉盆栽会」が毎年取り組んでおり13回目。今回は川口集落をテーマに、犬飼川と広見川の合流地点や約40年前に廃校となった父川小学校を再現し、住民が寄付したひな人形を配した。地元の青年団などの協力で10日ほどかけて設置した。

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