地図大手のゼンリン(北九州市)が販売する、47都道府県をかたどった「都道府県ピンバッジ」に、高価格帯商品が登場した。18金製と銀製の2種類で、期間限定の完全受注生産。栃木県など37都府県分の受注は4月18日まで、ゼンリンの電子商取引(EC)サイトで申し込みを受け付けている。
都道府県ピンバッジは2023年の発売以降、高い人気を集め、特に栃木県では全国平均の2.2倍のペースで売れるなど、県民から厚い支持を受けた。
新商品は、より幅広いスタイルで楽しめるよう、新たなラインアップとして制作された。都道府県のシルエットをかたどるデザインはそのままに、贈答用なども想定し、素材にこだわったプレミアム感を演出した。
18金製は、9万9千円で直径約1.4センチ、重さ約4.5グラム。銀製は2万9700円で、直径は18金製と同じで重さは約4グラム。いずれも無料で、台座裏面にイニシャル(英字大文字2文字とピリオド)を刻印できる。ピンブローチタイプに変更することも可能。発送は、6月下旬ごろを予定しているという。