秋元被告が衆院補選に出馬表明 東京15区、IR汚職で実刑判決

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で収賄などの罪に問われた元衆院議員秋元司被告(52)=一審実刑判決、控訴中=が20日、東京都内で記者会見し、4月の衆院東京15区補欠選挙に立候補すると表明した。

 秋元被告は改めて無罪を訴え「政治不信をただすことが大きな争点。全ての覚悟をもって臨みたい」と述べた。今月22日の控訴審判決で有罪、無罪にかかわらず出馬する意向。無罪だった場合は自民に公認申請する可能性があるとした。

 東京地裁は2021年9月、懲役4年、追徴金約758万円の実刑判決を言い渡し、秋元被告側は控訴した。

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