素早い動きで札取り合う 松山で全国競技かるた大会

読み手の声に耳を澄まし、素早く札をとる参加者

 第53回全国競技かるた松山大会(県かるた協会、愛媛新聞社主催)が20日、松山市北持田町の県生活文化センターであり、全国から集まった約240人が畳の上で熱戦を繰り広げた。

 競技かるたの愛好家が実力別の3部門に分かれ、一対一のトーナメント方式で腕を競った。

 参加者は、自陣と敵陣に置かれた計50枚の札を暗記した後、競技開始。読み手によって上の句が読み上げられると、相手より先に手を伸ばして札を取り合った。高い集中力を生かして時折読まれる場にはない空札に惑わされず、素早い動きで畳をたたいていた。

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