「みんなの力で明るく照らそう」 沖縄市のパークアベニューに電飾設置、協力者を募る 安全や街のにぎわい演出

 沖縄市中央のパークアベニューで、歩道のアーケードを3千球以上のLED電球で照らす計画が進んでいる。主催する「中央パークアベニューテナント会準備室」(テナント会)は「みんなの力で街を明るく照らそう」と、電飾設置の協力者を募っている。(中部報道部・屋宜菜々子)

 テナント会は、米国文化の影響を色濃く受けた歴史を生かした景観づくりなどに取り組む「ニューヨーク化計画」を進めている。電飾設置はこの一環。

 同会代表でファンファーレ・ジャパン取締役の神山繁さん(53)は「夜に営業していない店舗の前は暗いため、安全や街のにぎわいにつなげたいと考えた」と話す。

 3メートル×4メートルの1区画3万円で協力者を募集。連結LED照明を設置し、区画には協賛者の名前を入れたタグも飾る。企業や団体、個人からも受け付けている。

 2月末までに県内外から54社の協力があり、順次設置を進めている。最終的には片道450メートルの全230区画に設置し、通り全体を照らしたい考えだ。神山代表は「歩いて楽しめる街にしたい。みんなの力を貸してほしい」と呼びかけている。

 問い合わせや申し込みは神山代表のメール、shige.n12k@fanfarejp.com

連結LED照明で照らされた沖縄市中央パークアベニューのアーケード=2月20日(テナント会提供)
協力を呼びかけるテナント会の神山繁代表

© 株式会社沖縄タイムス社