【一度は歩きたい日本】巨大な雪の壁に息をのむ!「雪の大谷ウォーク」春の立山黒部アルペンルート

【2024年3月20日更新】春は巨大な雪の壁に圧倒される雪の大谷ウォーク、夏はみくりが池や高山植物を愛でながらのトレッキング、秋は雄山の紅葉、冬は一の越周辺でのスキーなど、四季を通じてここだけの体験ができる立山黒部アルペンルート。いよいよ4月中旬に全面開通となり、雪の大谷ウォークは4/15〜6/25まで楽しむことができます。一生に一度は体験したい圧巻の絶景をご紹介します。

高さ20mにもおよぶ巨大な雪の壁! ©︎Navapon Plodprong / Shutterstock.com

公共交通機関を乗り継ぎ天上の世界へ

富山県立山町から長野県大町市までの立山連峰を、公共交通機関を使いながら横断できる「立山黒部アルペンルート」。

トロリーバスやケーブルカー、ロープウェイなどを乗り継いで山の上まで登り、ルート最高地点にある室堂(むろどう)は標高2,450mの別世界。ここでは、地上とはまったく違った高原の風景や、高山ならではの珍しい動植物を見て楽しむことができます。

さすがに冬季は閉鎖されてしまう立山黒部アルペンルートですが、4月になれば晴れて開通! 7月上旬には立山夏山開きとなります。

初夏の御栗ヶ池

夏の北アルプス室堂 ©︎yu_photo / Shutterstock.com

一度は歩きたい、雪の大谷

さて、立山黒部アルペンルートが全線開通したら、すぐにでも訪れたいのが室堂付近にある「雪の大谷」です。ときには十数メートルにもなる雪の壁沿いを歩くという貴重な経験ができます。「十数メートルってどんな感じなの?」と思った方! こちらをご覧ください。

©(公社)とやま観光推進機構

こ~んな感じです!

バスが通っていると、その巨大さがよくわかりますね。まるで日本ではないみたいです。冬の日本海の豪雪+高山という条件が重なって、こんなとんでもない積雪量になるのでしょう、いやはや、圧巻!

年によって積雪量は違いますが、今年は一体何mの壁が登場するのでしょうか。

この雪の大谷を歩ける「雪の大谷ウォーク」は4/15〜6/25まで開催されています。高い高い雪の壁を見たいなら、やっぱり早めのタイミングで行くのが一番。GWの行楽予定にもおすすめです。

運がよければ、ライチョウとも出会えるかもしれませんね!

立山黒部アルペンルート

https://www.alpen-route.com/index.php

[All Photos by shutterstock.com]

© 株式会社オンエア