東京五輪出場の桃田賢斗選手がバドミントン教室 今後は「プレーをもっと見てほしい」福島

実業団チームによるバドミントン教室が20日、福島県郡山市で開かれ、東京オリンピックに出場した富岡高校出身の桃田賢斗選手が子どもたちを指導しました。

郡山市の帝京安積高校で開かれたバドミントン教室。NTT東日本が地域貢献活動の一環で開いたもので、県内の小学生から高校生およそ100人が参加しました。福島県内では5年ぶりの開催です。

主に高校生を指導したのは富岡高校出身で、東京オリンピックに出場した桃田賢斗選手です。

自らラケットを持って選手たちとともに汗を流した桃田選手。世界ランキング1位の経験もある桃田選手に直接指導してもらえるとあって、次の世代を担う選手たちには貴重な機会になったようです。

指導を受けた高校生「桃田選手はすごく明るくて、優しくて、面白い方だった。球のスピードも違ってフットワークの速さなど学べることもあり良い機会だった」

桃田賢斗選手「すごくうまい子もいるし、気持ちが入っている子もいるし、全体的にレベルが高いと感じた」

桃田選手は、今年夏に行われるパリオリンピックの選考レースでポイントを思うように積めず、出場は絶望的な状況となっています。

今後について問われた桃田選手は…。

桃田選手「それでも僕はバドミントンが好きなので、これからも続けていきたいと思うし、プレーしているところをもっともっといろんな方に見ていただきたい」

桃田選手は今後も福島でこうした教室を開きたいと意欲を見せていました。

© 株式会社テレビユー福島