ブライトンのアダム・ララーナが自身の将来を見据え、U-21イングランド代表の活動に帯同しているという。イギリス『Daily Mail』が伝えている。
2018年3月に行われたイタリア代表戦以来、イングランド代表の活動から遠ざかっているララーナは、現在U-21イングランド代表の活動に参加しているという。
3月のインターナショナルブレイクでU-21イングランド代表は、UEFA EURO U-21予選としてU-21アゼルバイジャン代表とU-21ルクセンブルク代表との試合を予定している。現在アゼルバイジャンの首都バクーでトレーニングを行っているU-21イングランド代表だが、そこにララーナの姿があったようだ。
35歳のララーナは現役引退後に、指導者への道を志しておりUEFAコーチングライセンスの取得に向けて経験を積んでおり、その活動の一環としてU-21イングランド代表にコーチングスタッフとして帯同しているという。
ララーナは昨年の9月からリー・カーズリー監督の下、U-21イングランド代表の活動に参加している。そこにはブライトンを始めとする周囲の関係者の助力によって実現したようで、以下のように語っている。
「僕にとって将来起こるべき素晴らしい見識を与えてくれた機会をうれしく思う。ブライトンとロベルト(デ・ゼルビ監督)に感謝している。参加できてうれしいだけでなく、この機会を得られたことに興奮している」
続けて「僕は選手とコーチの間の架け橋としてトレーニングに参加した」と語り、現役選手だからこそ若手選手に伝えられることがあったようだ。
ララーナは今シーズンここまで途中投入が多く公式戦25試合で765分のプレータイムを記録している。今シーズン限りでブライトンとの契約が満了になるララーナだが、ピッチ内外でのリーダーシップも評価されており、契約延長やコーチングスタッフとして入閣するなどさまざまな可能性が考えられる。セカンドキャリアを含め、今後の動向に期待がかかる。