冬の農地をアトラクションに 中国遼寧省瀋陽市でプランナー活躍

冬の農地をアトラクションに 中国遼寧省瀋陽市でプランナー活躍

 【新華社瀋陽3月20日】田んぼが冬の遊び場に変わり、養魚池に天然のスケートリンクが現れ、斜面に雪山が築かれる。中国遼寧省瀋陽市瀋北新区にある「稲夢空間」風景区では、夏の広大な田園風景が冬になると氷雪の世界に変貌する。  

 地元ではここ数年、氷雪資源を生かし、郷愁を感じさせる観光の魅力づくりに取り組む中で、スノーフィールドプランナーと呼ばれる新たな職業が誕生。村の遊休資産を有効活用し、特色ある農産品を開発、地域性豊かな「雪の村」を生み出した。「稲夢空間」の設計を担当した于敏思(う・びんし)さんもその一人だ。  

 于さんは雪上綱引き、雪上迷路、花火、ランタン設置などを企画し、訪れた人に雪遊びの楽しさを伝えている。

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