フィリピン人と外国人労働者を救出

タルラック州バンバン町で3月13日、人身売買に関与しているとあるフィリピンオフショア賭博運営会社ポゴ(POGO)から、フィリピン人371人と外国人497人が政府機関によって救出された。

2月28日に、そのかいしゃにあるベトナム人従業員の一人は逃走し、救助を必要としている従業員が多数いると当局へ連絡したという。大統領反組織犯罪委員会(PAOCC)の広報担当者のカシオ氏によると、今回に関する中国人所有会社のZun Yuan Technology Inc. に対し、地方裁判所は2つの捜査令状を発行した。捜査令状に基づき、犯罪捜査摘発グループ(CIDG)は行動を率いて、PAOCC、各警察単位及びフィリピン国軍兵士の協力で捜査を進んでいる。

CIDGと法務省検査官は現在、捜査令状に挙げられている犯罪に起訴すべき会社役員を決めるため、関係会社の情報を審査している。また、関係会社のポゴ認定ライセンスのキャンセルも要求されている。他にも、マネーロンダリング対策委員会から、関係会社の資産を評価するよう、それらを没収した中央政府に要求しているという。

カシオ氏が明かした情報によると、関係会社は今迄一番巨大な資産を所有しているポゴ会社であるそうだ。現在獲得した証拠から、関係会社は仮想通貨投資詐欺に関与している疑いがあり、また、恋愛詐欺にも関与していることもある。フィリピン国家警察のサイバー犯罪対策グループも今、関係会社のコンピューターの内容を調査するため、別の令状を裁判所に請求していると、CIDGからの報告がある。

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