歌手チョン・ジュニョン、ポータルサイト上で名前が削除…住所などの個人情報は非公開

写真=マイデイリー DB

集団性的暴行の容疑で実刑を言い渡され、5年間服役して出所した歌手のチョン・ジュニョンが、テレビ番組への出演禁止はもちろん、ポータルサイトからも名前が削除された。

チョン・ジュニョンは19日の午前5時頃、全羅南道(チョルラナムド)木浦(モクポ)刑務所で刑期を終え、出所した。この日、黒いマスクと帽子を着用するなど顔を隠して刑務所を出た彼は、取材陣に対面したが、特別なコメントをすることなくその場を離れた。

出所した彼の電子足輪の着用有無と、性犯罪者の居住地などの個人情報を確認できるサイトに名前が掲載されるかのに注目が集まった。しかし、裁判所は彼に電子足輪の着用は命令しなかった。彼の個人情報も裁判当時、掲載命令がなかったため、検索はできない。

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しかし、チョン・ジュニョンはすべてのテレビ局への出演が禁止された。ポータルサイトでも名前が削除されている。これを受け、韓国のテレビ業界では彼の顔を見ることができなくなった。ただし、YouTubeや海外活動には制約がないため、今後活動を再開することはあるのか、関心が集まっている。

チョン・ジュニョンは、元FTISLANDのチェ・ジョンフンと、2016年に江原道(カンウォンド)洪川(ホンチョン)と大邱(テグ)で泥酔状態の女性を集団性的暴行した疑いで裁判を受けた。チョン・ジュニョンは2015年末、知人などが入っているグループチャットで、違法に撮影した動画を流布した疑いも持たれた。

裁判所は2019年11月に行われた第1審公判で、彼に懲役6年と80時間の性暴行治療プログラムの履修、5年間の児童・青少年および障がい者福祉施設への就職制限などを言い渡した。その後、2020年5月に行われた第2審では、1年減刑して懲役5年と80時間の性暴行治療プログラムの履修、5年間の児童・青少年および障がい者福祉施設への就職制限などを宣告した。

チョン・ジュニョンは第2審の裁判当時、最後の弁論で「何よりも被害者の方に非道徳的で、悪意を持って話したのは死ぬまで反省しなければならない行動だ」とし、「未熟だった過去を深く反省して生きていく」と涙を流した。

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