ヤクルト・13安打8得点の猛攻で開幕前の本拠地最終戦を白星で飾る!

オープン戦
○ ヤクルト 8 - 2 日本ハム ●
<3月20日・明治神宮野球場>

ヤクルトは20日、オープン戦で日本ハムと対戦し、8-2と完勝した。途中出場の赤羽由紘がソロホームランを含む3打数2安打3打点の大活躍。打線全体も13安打8得点と、本拠地での開幕に向けて弾みをつける勝利になった。

前日4安打無得点に終わったヤクルト打線は、初回から日本ハム先発・根本悠楓に襲い掛かった。1回、1番塩見泰隆がレフトへのヒットで出塁すると、相手の守備の乱れをついて三塁を陥れる。一死三塁とチャンスの場面で、3番オスナが左中間にタイムリーヒットを放ち、1点を先制した。

2回に同点に追いつかれたが、3回に2番山田哲人が詰まりながらもライト前へ落とすヒットを打ち出塁。3番オスナと4番村上宗隆が四球を選び、無死満塁と追加点のチャンスを作る。ここで5番サンタナと6番中村悠平が凡退し二死満塁となるも、7番北村拓己が根本のフォークボールをセンター前に運び、これが勝ち越しの2点タイムリーヒットとなった。

4回には1番赤羽がレフトスタンドに飛び込むソロアーチをかけ、4-1と点差を広げる。6回には8番武岡龍世が死球を受け出塁すると、9番並木秀尊の送りバントが日本ハム3番手・マーフィーのエラーを誘い、無死二・三塁となった。ここで1番赤羽がセンター前へ2点タイムリーヒットを放ち、6-2と点差を広げた。

8回には先頭打者の8番武岡と9番並木が連打を放ち無死二・三塁とする。この場面で4回から途中出場していた2番川端慎吾がライトへタイムリーヒットを打ち、8-2と勝利を決定づけた。

ホームランとタイムリーを放った赤羽や、この日2打点の北村など、定位置を狙う選手たちが揃って活躍しアピールに成功した。途中出場となったベテランの川端も3打数2安打2打点を記録し、今年も「代打の神様」の活躍が大きく期待できる結果となった。

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