周りの人たちの中古車購入予算とは?
車ユーザーはどれほどの予算で中古車を購入しているでしょうか。株式会社シナプルリンクが行った「中古車の購入動向に関するアンケート調査」によると(中古車購入経験のある199名が対象)、表1の結果となりました。
表1
※株式会社シナプルリンク「中古車の購入動向に関するアンケート調査」を基に筆者作成
100万円未満で購入したユーザーは、全体の約49.3%にも上りました。また全体の約3人に1人が、50~100万円未満の価格帯で車を入手していることも分かりました。
どこで中古車を買っているユーザーが多い?
同調査によると、中古車を購入した場所は表2の通りです。
表2
※株式会社シナプルリンク「中古車の購入動向に関するアンケート調査」を基に筆者作成
圧倒的に「ガリバー」や「ネクステージ」などの中古車販売店での購入が目立ちました。中古車販売店全体の割合は58.2%にものぼります。
次点は「ディーラー」で、両者をあわせると実に86.3%にもなり、ほとんどの方がこれらの自動車販売業を利用していることが分かります。
中古車はどこで買うべき?
中古車購入先として選ばれることが多い、中古車販売店とディーラー。
それぞれの購入先について、利用するメリット・デメリットをまとめました。どちらにもおすすめできるポイントがあり、どちらがよいかは状況により異なります。それぞれのメリット・デメリットは表3の通りです。
表3
・保証内容に安心感がある
・中古車販売店よりも
価格が高い傾向にある
・購入できる車のバリエーションが多い
・相場よりも高い値段で買わされる
可能性がゼロではない
※筆者作成
年収300万円以下でもマイカーの購入は可能!
年収がそれほど高くないと、マイカーが高嶺の花に思えるかもしれません。
しかし中古車であれば、新車と比べて購入ハードルは下がります。多くの車ユーザーが100万円未満の中古車を購入している点を踏まえると、年収がそれほど高くなくてもマイカーを手に入れられる可能性はあるといえるでしょう。
おもな購入先としては中古車販売店とディーラーがあり、それぞれに利用するメリット・デメリットがあります。よく検討したうえで、自分にあった購入先を見つけましょう。
出典
経済産業省 乗用車の価格上昇の要因を探る
株式会社シナプルリンク 中古車の購入動向に関するアンケート調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー