アニメ『俺だけレベルアップな件』次の“ヒロイン”は誰?SNS予想ではまさかのキャラが最有力「亀かな?」「可愛すぎw」

3月16日(土)よる12時より、アニメ『俺だけレベルアップな件』第10話「What Is This, a Picnic?(これは何だ、遠足か?)」が放送された(TOKYO MXほか)。命を奪うことに喜びさえ感じていたハンター協会 道門泰星との激戦を制した主人公・水篠旬。新たに「転職クエスト」なるものも登場しさらなる展開を期待させた今話だが、なんと第1話からずっと旬を気にかけていたヒーラーの観月絵里がハンターを引退。実質的な“劇中からの退場”を示唆する出来事に、SNSでは「ヒロイン不在のアニメになってしまうのか!?」と心配の声が上がる一方で、次のヒロイン枠は誰になるのか予想する声が多出。3人の候補が上がっているが、中には意外なキャラクターも混じっていた。
(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

■第1話から“ヒロイン枠”を務めてきた観月絵里

観月はB級のヒーラーだが精神的に脆(もろ)く、あえてE級やD級などの低レベルレイドに参加する臆病なハンターだった。旬ともそんななかで出会い、ケガの絶えない彼に手を焼きながらも常に心配をする優しい心根の持ち主だが、後に“二重ダンジョン事件”と呼ばれる惨劇をきっかけにしばらく引きこもることとなってしまった。

そんなさなか、入院しながらもトレーニングを続ける旬を見かけた観月。汗を流すその姿に背中を押されたのか、彼女は次第に気持ちを落ち着かせ、旬とも久々のレイドで再会を果たす。ハンター協会 道門による“暴動”に巻き込まれながらも、その手には今も、“二重ダンジョン”で旬から預かった魔法石があったーー。

“二重ダンジョン”では旬の奮闘により観月も無事生還 だが彼女にとっては大きなトラウマとなってしまった(画像は第2話より引用)

“道門の件”でハンター協会から取り調べを受けた帰り道、観月は旬と二人きり。人知れず“レベルアップ”し外見までも成長した旬のことを、彼女は「見違えた」とうれしそうに話していた。だがその反面、自分にとってハンターという仕事はすでに重荷となっており「私はハンターの仕事をするには臆病すぎるみたいです。克服しようとはしましたが、うまくいきません…」と本音をこぼすのだった。

観月は旬との出会いを思い返す。「水篠さんは必ず生き抜く人でした。生命力みなぎるあの強いまなざしを私は一生忘れません…」。そう言って、彼女は旬から預かっていた魔法石を差し出した。ハンターを引退して実家のある大阪へ帰るという観月は、「もし近くに寄られることがあったら連絡してください。案内しますね」と寂しそうに笑う。すると旬も、「それじゃ、その時にもう一度食事に誘います」と笑って、魔法石を受け取ったのだった。

旬と久々の再会を果たしたばかりの観月だったが、今話で早くも“退場”してしまう形に…(画像は第8話より引用)

観月の引退にSNSでは「観月さん辞めちゃうのかメインヒロインだと思ってたけど」「観月さああああああん、しくしくしく。退場しちゃった…」「は? 観月さんこれで退場なのかよ。主人公は引き留めもしないのか」などと“退場”を惜しむ声が多く見られた。果たして彼女が抜けた“ヒロイン枠”には、この先誰が収まるのか? ファンの間では、早くもその候補となる3人が挙げられていた。

◆ヒロイン候補の3人(?)

1人目のヒロイン候補は、向坂雫(こうさか しずく)。 S級ハンターにして、最上 真(もがみ しん)率いる“ハンタースギルド”の副ギルドマスター。まだ旬との対面はないが、劇中ではすでに“ひったくり犯を取り押さえるシーン”などで度々登場。SNSでもよく「カッコイイしカワイイ!」と話題に上がるほか、第8話で映されたトレーニングシーンの“スポコス”には心奪われる視聴者が多かった。

公式サイトには『嗅覚で魔力を探知する特異体質で、旬から他のハンターたちと違う匂いがしたことから関心を寄せる』と書かれており、視聴者の中には「向坂と旬が関わる機会が増えてメインヒロインになる感じかな」と考える人も。二人がいつどのような形で出会うのか、今後に期待だ。

ハンタースギルドのギルドマスター最上 真(画像は第8話より引用)

2人目のヒロイン候補は、女子高校生ハンターの朝比奈(あさひな)りん。旬の妹・葵の同級生で、劇中では諸菱賢太と同じく第1話でハンターの資格を得ており、“二重ダンジョン”から生還した旬のお見舞いをする葵に付き添う場面もあった。

第10話では旬が諸菱と共に“19回のC級レイド”を開始。そこにメンバーの一人として参加していたのがりんだった。けが人や酔っ払いなど様々な“数合わせ”のハンターが集まるなか、旬が「なぁ、子どもが紛れ込んでるけど」とりんを発見。それを聞いた彼女は「ちょっと失礼じゃないですか?私もれっきとしたハンターなんですけど」とくってかかっていた。キリッとした目つきとその言動から活発的な性格であることがうかがえる。

また、1日でいくつものダンジョンを周る旬の姿をじっと見つめていたりんは、旬に「何?」と気づかれると、「別に…」とほおを赤らめながら顔をそむけるというギャップも披露。視聴者からは早くも、「りんちゃんが水篠くんと話して少しほっぺ赤くなってるの可愛かった」「この子がヒロイン?」と、これからの展開にどう絡んでくるのかが期待される声があがっていた。

朝比奈りん 強気な性格だがE級ハンターでレイド経験はゼロ

そして、3人目のヒロイン候補は…なんと諸菱賢太。旬とは第5話で出会い、あの右京隼人たちの裏切りから共に生還した。その後は父親に認めてもらうため、ギルドマスターの条件となる残り19回のC級レイドを旬とともに開始。現在のところ、旬とは1番身近なキャラクターといえる。

D級ハンター 諸菱賢太

第5話のレイドでは、右京たちも欲しがるほどの絢爛(けんらん)豪華な重装備を身につけていた諸菱。今話では「水篠さんとボク、二人でダンジョンを周るんですからこのくらいの備えは必要でしょう!」と、さらなる重装備としてイタリアの工房で作られたという強化鎧のフルセットを装備。意気込む彼を旬がつんっと押すと、仰向けにバタンっと倒れて起き上がれなくなっていた。

「水篠さん、手を貸していただけませんか?」と嘆く諸菱に、視聴者からは「亀かな?」「諸菱くん可愛すぎるw」と好奇の声が。その後も、めげずにかぶとだけでもかぶってダンジョンに潜る諸菱を見て「諸菱くんが居てくれると空気が明るくなる」「なんだかんだ良いコンビだな」「かなりモロビシくん好きになってきたしこのまま萌えキャラで…」「やっぱ諸菱くんヒロインだよな」と、順調に好感度をあげていた。

第10話のラスト、旬は「転職クエストか。楽しみだ…」とつぶやきながら車でどこかへと向かった。原作を知っているファンからは「ついに来たか!」との声もあり、どのようなストーリーが描かれるのか、そしてどのキャラが“ヒロイン枠”を手にするのか、今後の展開に期待だ。

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画像提供:©Solo Leveling Animation Partners

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