尊富士、大鵬に並ぶ11連勝 大の里2差、霧島は負け越し

尊富士(上)が寄り切りで琴ノ若を破る=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所11日目(20日・エディオンアリーナ大阪)新入幕の尊富士が新大関琴ノ若を寄り切り、11連勝で単独首位を堅持した。1場所15日制が定着した1949年夏場所以降、新入幕の初日から11連勝は60年初場所の大鵬に並ぶ最長記録。琴ノ若は3敗目を喫した。平幕大の里は大関貴景勝を押し出して2敗を守った。貴景勝は4敗目。

 他の2大関は豊昇龍が関脇大栄翔を突き落として勝ち越し。霧島は関脇若元春に寄り切られて負け越しが決まった。来場所は2度目のかど番となる。

 全勝の尊富士を2差で大の里が追う。十両は2敗で大翔鵬が単独トップに立った。

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