「試練乗り越え、今の府中市がある」 広島・府中 市制施行70周年 オペラコンサートなど約60の記念事業を予定 注目される1年に

3月末に市制施行70周年を迎える広島県府中市で、記念式典が開かれました。

府中市は1954年3月31日に6つの町や村が合併して誕生しました。20日の式典にはおよそ500人の市民らが集まりました。

府中市 小野申人 市長
「70年の歳月の中では数々の困難や課題にも直面しましたが、市民のみなさまの結束力や企業のみなさまとの協力体制によって多くの試練を乗り越えて、今日の府中市を築きあげることができました」

この後、長年、教育・文化や産業などさまざまな分野で市の発展に尽力してきた127人、13団体へ表彰状が贈られました。

また、式典ではふるさと大使に就任しているこの人からもメッセージが…。

アンガールズ
「市制70周年おめでとうございます」
「府中市といえば何ですか、府中家具ですか」
「府中家具もありますし、みそもありますし…」

府中市では4月から、市制70周年を祝うため、市民などから提案のあったオペラやコンサートなどおよそ60の記念事業が展開されます。

また、旧料亭旅館「恋しき」での料亭機能の復活、木造の芝居小屋「翁座」では中村勘九郎さんたちによる歌舞伎公演も予定されるなど注目が集まる年になりそうです。

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