「トミの態度、メンタリティ、価値観は一流だ」アーセナルと長期契約の冨安健洋に指揮官も感心「毎日、最高の自分になろうとしている」

アーセナルは現地3月20日、冨安健洋と新たに長期契約を締結したことを発表した。

アビスパ福岡でプロキャリアをスタートさせた冨安は、2018年にベルギーのシント=トロイデンに移籍。その後、イタリアのボローニャを経て、21年夏にアーセナルに加入。3年目の今季はここまで公式戦で20試合に出場している。

「僕はこのクラブに、僕の将来を捧げることを決めた」と語る日本代表DFとの新契約を、ミケル・アルテタ監督は「トミが将来を私たちと約束したことをとても嬉しく思う」と喜ぶ。クラブの公式サイトが伝えている。

「彼の生まれ持った能力と強さとともに、トミの態度、メンタリティ、価値観は一流だ。トミは誰からも愛されており、チームにとって不可欠な存在だ。

毎日、最高の自分になろうとする意欲と決意を持ってトレーニングする彼の姿は素晴らしい。今後もトミと協力し合えることを楽しみにしている」

【動画】「僕の将来を捧げる」冨安健洋のスペシャルメッセージ
またスポーツディレクターのエドゥも「今後、何年もトミを迎えることができて、とても興奮している」とコメント。「彼はピッチ内外で大きな資質を備えており、我々のチームに強さと多才さをもたらしてくれる。トッププロであり、素晴らしい選手だ」と称えている。

イングランドの名門で確かな信頼を得ている25歳のさらなる飛躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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