(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在
◆ハクチョウ飛来
旭川市の永山新川では、冬を本州で過ごしたハクチョウが戻ってきています。
春の使者でもありますね。
例年だと3月下旬~4月上旬にかけて、北海道で羽を休め、
その後は、シベリア付近に、旅立っていきます。
渡り鳥にも、季節の到来が感じられますね。
◆予想降雪量(~あす21日(木)朝)
オホーツク海側は、にわか雪がありますが、
降雪量は最大5センチで、積雪が増えることはなさそうです。
札幌市内は0センチで、あすにかけて、凍結路面が続きそうです。
◆あす21日(木)天気・気温
晴れる所が多いでしょう。
オホーツク海側は、雪がちらつきますが、大きな天気の崩れはなさそうです。
全道的に北風が強く、釧路・根室地方は、風速10メートル以上です。
車の運転は、ハンドルがとられるほどですので、気を付けて下さい。
日中の気温は、前日と同じぐらいで、
道北やオホーツク海側は、真冬日で、風が冷たいでしょう。
◆札幌の10日間予報 21日(木)~30日(土)
週末にかけて、日ごとに寒さが緩むでしょう。
根雪がなくなるまで、カウントダウンです
晴れる日が多く、春の日差しのまぶしさも感じられそうです。
来週後半は、低気圧が発達する可能性が出てきて、
予報が変わる可能性がありますが、平地では降るのも雨が中心で、
積雪が極端に増えることはないと思いますが、
最新の予報に注意をしていて下さい。
◆全道の週間予報 21日(木)~27日(水)
週末は、上空の寒気が抜けて、寒さが緩むでしょう。
最高気温が10℃を超える所もあり、4月の暖かさを先取りとなり、
道南では、早春の花が咲き始めそうです。
この先、雪解けのペースは加速していきますので、
大規模ななだれや、河川の増水など、融雪災害に気を付けて下さい。