【北海道の天気 3/20(水)】根雪が消えるまでカウントダウン!最新の10日間予報 来週後半は春の嵐に要注意

(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在

◆ハクチョウ飛来

旭川市の永山新川では、冬を本州で過ごしたハクチョウが戻ってきています。

春の使者でもありますね。

例年だと3月下旬~4月上旬にかけて、北海道で羽を休め、

その後は、シベリア付近に、旅立っていきます。

渡り鳥にも、季節の到来が感じられますね。

◆予想降雪量(~あす21日(木)朝)

オホーツク海側は、にわか雪がありますが、

降雪量は最大5センチで、積雪が増えることはなさそうです。

札幌市内は0センチで、あすにかけて、凍結路面が続きそうです。

◆あす21日(木)天気・気温

晴れる所が多いでしょう。

オホーツク海側は、雪がちらつきますが、大きな天気の崩れはなさそうです。

全道的に北風が強く、釧路・根室地方は、風速10メートル以上です。

車の運転は、ハンドルがとられるほどですので、気を付けて下さい。

日中の気温は、前日と同じぐらいで、

道北やオホーツク海側は、真冬日で、風が冷たいでしょう。

◆札幌の10日間予報 21日(木)~30日(土)

週末にかけて、日ごとに寒さが緩むでしょう。

根雪がなくなるまで、カウントダウンです

晴れる日が多く、春の日差しのまぶしさも感じられそうです。

来週後半は、低気圧が発達する可能性が出てきて、

予報が変わる可能性がありますが、平地では降るのも雨が中心で、

積雪が極端に増えることはないと思いますが、

最新の予報に注意をしていて下さい。

◆全道の週間予報 21日(木)~27日(水)

週末は、上空の寒気が抜けて、寒さが緩むでしょう。

最高気温が10℃を超える所もあり、4月の暖かさを先取りとなり、

道南では、早春の花が咲き始めそうです。

この先、雪解けのペースは加速していきますので、

大規模ななだれや、河川の増水など、融雪災害に気を付けて下さい。

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