体験型科学館「る・く・る」が開館20周年 実際に触れながら科学を楽しむ「ハンズ・オン」コンセプトは今も変わらず=静岡

静岡市駿河区の体験型科学館「る・く・る」がオープンから20年を迎えます。科学を通じて子どもたちの「学び」を支えてきた「る・く・る」。3月20日は記念式典も開かれ、20周年をお祝いしました。

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「る・く・る」の開館20周年を記念して開かれた式典には、歴代の館長なども出席しました。3月20日からは、これまでの歩みを振り返る企画展も開催されます。

<2004年オープン時・当時の小学生>
「学校にはすごいものが無いけど、ここにはいっぱいあるから楽しい

20年前の2004年3月21日に開館した「静岡科学館る・く・る」。「る・く・る」の愛称はコンセプトの「みる・きく・さわる」に由来します。

2011年には、来館200万人を達成します。

来館者数は静岡市が掲げた目標の年間15万人を上回る25万人前後と好調に滑り出しましたが、新型コロナウィルスの流行をきっかけに大きく減少。その後も、コロナ前の水準には戻りません。

のべ来館者数は、約460万人。展示物に実際に触れながら科学を楽しむ「ハンズ・オン」と呼ばれる「る・く・る」のコンセプト。これは20年前の開館当初から今も変わらず、子どもたちの科学への興味を育てています。

<来場した子ども>
「楽しい」
<母親>
「理科が好きだよね?」
<子ども>
「うん」
<母親>
「子どもの考えるきっかけにもなるので、いいなと思う」

<来場した子ども>
Q.将来何になりたいですか?
「宇宙飛行士」

「る・く・る」の20年間の歩みも振り返ることができる企画展「みる・きく・さわるでぐるぐる展」は5月6日まで開かれています。

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