石井一久氏、メジャー初登板を無失点で終えたパドレス・松井裕樹に「いい自信になるのでは」

パドレスの松井裕樹が20日、ドジャース戦でメジャーデビューを果たした。

2-1の6回一死走者なしの場面で、松井がマウンドに上がると同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル MLBソウルシリーズ2024 ロサンゼルス・ドジャース×サンディエゴ・パドレス』で解説を務め、昨季まで松井がプレーしていた楽天で指揮をとっていた石井一久氏は、「頑張って欲しいですね」とエール。

最初の打者アウトマンにピッチクロック違反を取られるなど四球を与え、続く打者に右打者のヘルナンデスが送られると、石井氏は「松井選手は結果はわからないですけど、右バッターの方が投げるバリエーションが豊富ので、右の方がかえって良かったのではないかなと思います」とコメント。

石井氏の言葉通り、ヘルナンデスを空振り三振に仕留める。続くラックスを左飛に仕留めた。松井はメジャー初登板は0回2/3・11球を投げ、1奪三振、1与四球、無失点だった。

石井氏は松井について「自分のプランを持っている投手なので、その辺はキャッチャーとのコミュニケーション、今後ピッチコム、ピッチクロックをどうやって使い分けるかですよね」と話し、投球面については「これが最高のピッチングだと思わないですけど、彼にとって初登板をしっかりと投げ終えたのが、すごくいい自信になるのではないかなと思います」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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