福井・解体工事の作業員1人死亡 CO中毒か、2人意識なし

福井県警察本部

 20日午後4時半ごろ、福井県池田町藪田の能楽の里文化交流会館で、解体工事中の男性作業員3人が倒れているのが見つかり、病院に搬送された。越前署によると、1人が死亡し、2人は搬送時に意識がなかった。高圧洗浄機を使っており、エンジンの排ガスによる一酸化炭素(CO)中毒の疑いがある。同署が状況を詳しく調べている。

 3人は、会館の天井部分のウレタンを剥がす作業をしていた。倒れているところを他の同僚が発見し、110番した。

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