春の嵐 警報級の暴風吹き荒れ 最大瞬間風速30メートル超の所も 東京都心 25.3メートルを観測

きょう(20日)春分の日は、二つの低気圧が日本海から東北、関東付近をそれぞれ通過し、日本付近は等圧線の間隔も狭くなり、西~東日本を中心に風が強まりました。

最大瞬間風速は、島根県吉賀町で27.5メートル、福井県小浜市で27.0メートル、静岡県富士市で25.7メートルなど3月1位の最大瞬間風速を観測。最も風が強かったのは、東京都三宅村三宅島で30.9メートルの暴風が吹き荒れました。関東も東京湾周辺は特に風が強まり、大田区羽田で26.7メートル、東京都心でも25.3メートルを観測しました。

低気圧は現在、関東の東海上にあって、このあとあす21日(木)にかけてさらに発達しながら東へ進む見込みです。東北の太平洋側沿岸地域には暴風警報や暴風雪警報が発表中です。風の強い状態があすにかけてまだ続きます。強風による交通機関への影響や樹木の倒木、飛来物などに注意が必要です。

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