何もかも否定から入る人っていますよね。特にモラハラ夫は妻のやることなすこと全てに文句をつける人も多いようです。今回はそんなモラハラ夫を<ある人物>が黙らせたスカッとエピソードを友人が聞かせてくれました!
子どもの小学校入学を機に……
友人のA子は結婚と同時に仕事を辞め、専業主婦として家事育児に奮闘していました。
しかし、昨年息子が小学校に入学したことを機に、「もう1度働きたい!」と思うようになりました。
というのも、A子の夫は大した稼ぎもないくせにいつも偉そうで、A子に対して「働いてもいないくせに偉そうに言うな!」「俺が養ってやってるんだからな」と暴言を吐くモラハラ夫だったからです。
現実は甘くない?!
やりがいを持って働ける仕事を見つけて、夫を見返してやりたい……そんな思いから、A子は前から興味があった保育士を目指すことにしました。
しかし、もともと保育とは全く関係のない仕事しかしたことがなかったA子。
通信教育で保育士の資格取得に向けて勉強を始めましたが、家事や育児をしながら勉強しなければならないということもあり、かなり苦戦しました。
そんなA子を見て、夫は応援するどころか「お前なんかが資格を取るなんて無理に決まってるだろ。どうせ合格できないのに金の無駄だ」「世間を舐めるな!」と馬鹿にしてきます。
もちろん家事や育児も全く手伝わず、A子の資格取得をサポートする気は一切ありません。
「絶対大丈夫だよ!」と励ましてくれたのは
それでもめげずに勉強を続けるA子の味方になってくれたのは、なんと小学生の息子でした!
息子はA子を馬鹿にする夫に向かって、
「パパ、何言ってるの? できないから練習や勉強をするんだよ。何もしなかったらできないままでしょ? 跳び箱や逆上がりと一緒だよ」
と正論で諭してくれました。そしてA子には、
「ママ、絶対大丈夫だよ! 頑張ったら夢は叶うからね! 応援してるよ!」
と励ましの言葉をかけてくれたのです。
そして実際に、家事を手伝ったり、なるべく自分のことは自分でやるようにしたりと、健気にA子のサポートをしてくれました。
夫は息子にそんなことを言われて、さすがに何も言い返せなかったそうです。
妻が逆転する日も近いかも?
息子の応援の甲斐あって、先日A子は無事に保育士試験に合格しました!
今は近所の保育園でパートをしていますが、いずれは正社員として働くつもりなんだとか。
そしていつか夫から自立して、息子とともに新しい生活を始めることが目標だそうです。
モラハラ夫が妻子に見捨てられる日も、そう遠くはないのかもしれませんね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの