韓国でのMLB開幕戦はドジャースが逆転勝利 大谷翔平・ダルビッシュ有・松井裕樹が出場

● パドレス 2-5 ドジャース ○
<現地時間3月20日 高尺スカイドーム>

現地時間20日、MLBの2024年シーズンが韓国・ソウルで開幕。史上初めて韓国で開催されたMLB公式戦はロサンゼルス・ドジャースが逆転勝利を収めた。

3回表、二死走者なしから大谷翔平が移籍後初安打を放つと、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスが連続四球で出塁。しかし二死満塁の好機でマックス・マンシーが空振り三振に倒れ、好機を逸すると、直後の3回裏、パドレスに先制点を与えてしまう。

続く4回表にジェイソン・ヘイワードが右犠飛を放ち、すぐさま同点に追いつくも、直後の4回裏に再び失点し、勝ち越しを許す。

自身2度目となる開幕投手を務めたタイラー・グラスノーは5回2失点。その後ライアン・ブレイシア、ダニエル・ハドソンが無失点投球で繋ぎ、1点ビハインドで試合終盤を迎える。

8回表、無死満塁のチャンスを作り出すと、キケ・ヘルナンデスの左犠飛で再び同点。続くギャビン・ラックスの一二塁間に放った打球で、一塁手クロネンワースのグラブの紐が切れ、捕り損ねる失策で逆転のランナーが生還。さらにベッツ、大谷の連続適時打でリードを広げ、この回一挙4得点。

8回裏にはジョー・ケリー、最終回はエバン・フィリップスがパドレス打線を封じ、ドジャースが5-2で逆転勝利。韓国での記念すべき一戦を制し、2024年シーズンのスタートを切った。

パドレスはダルビッシュ有が先発登板し、3回2/3を投げ2安打、3四球、3奪三振、1失点、自責点0。6番手としてリリーフ登板した松井裕樹は2/3回を投げ、初奪三振も記録。無失点でMLBでの初登板を終えた。韓国凱旋となった金河成(キム・ハソン)は3打数無安打、1四球に終わった。

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