全日空が北九州に臨時便 福岡空港運用時間外で

北九州空港

 全日空は19日、羽田発福岡行きの航空機が機材の不具合で出発が遅れ、福岡空港の運用時間の午後10時までに間に合わないとして欠航とし、24時間運用の北九州空港への臨時便を運航した。北九州エアターミナルへの取材で20日、分かった。昨年12月の臨時便の運用開始後、初のケースとなる。

 北九州エアによると、臨時便の乗客は約270人で、不具合のあった機体とは別の機体で出発した。北九州空港へ到着後、全日空がチャーターしたバスで移動した。

 北九州空港は、全日空が提携するスターフライヤーの拠点で、共同運航はしているが、全日空自体の定期便はない。

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