ジェフ・リンズELO、最後のツアーを発表

ジェフ・リンズELOが最後のツアーとなる「ジ・オーバー・アンド・アウト・ツアー」を発表した。8月24日のカリフォルニア州パーム・デザートからスタートし、10月25日のロサンゼルス、イングルウッドで終わる全27公演のツアーだが、その後ヨーロッパや世界各地を回るかは不明である。

『ミスター・ブルー・スカイ』『イーヴィル・ウーマン』『ドント・ブリング・ミー・ダウン』といったヒット曲で知られる同バンドはここ数年、新しい世代がその影響を語ったことで人気が再燃しているところで、ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)は2016年にグラストンベリー・フェスティバルでレジェンド枠として日曜午後のステージを披露してもいた。

同パフォーマンスについてジェフ・リン(76)はこう話していた。「素晴らしいツアーにふさわしい最高の終わり方だった。19公演をやって、会場となった全てのアリーナでソールドアウトしたんだから、今は何も文句言えないよ」

1970年にジェフ、ロイ・ウッド、べヴ・べヴァンによって結成、現在はジェフとリチャード・タンディによるユニットとなった同バンドは、2014年に25年ぶりのステージをロンドンの「BSTハイドパーク」で披露、最後の遠征は2018年で、その後2020年にツアーの計画があったものの、 新型コロナウイルスによるパンデミックで中止となっていた。

ボブ・ディラン、ロイ・オービソン、ジョージ・ハリスン、トム・ペティとのトラヴェリング・ウィルベリーズの活動でも知られているジェフは著名なソングライター兼プロデューサーで、ザ・ビートルズ、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョー・ウォルシュ、ブライアン・アダムスなど音楽界の大物との仕事でも有名だ。

ジェフ・リンズELOの最後となるツアーは今月20日(水)にプレセールがスタート、翌日にはライブ・ネイションによるプレセールが続き、22日(金)www.jefflynneselo.com/tourで一般発売となる。

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