[20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は19─20日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。据え置きは5会合連続。
パウエルFRB議長がFOMC後に行った会見の内容は以下の通り。
*景気はかなり改善している
*インフレは大幅に緩和したが継続的な進展は保証されていない
*先行きは不透明
*GDPは、サプライチェーンの回復や旺盛な消費者需要によって支えられてきた
*金利上昇は債券投資を圧迫している
*労働市場は引き続き相対的にタイトだが、需供バランスは改善しつつある
*名目賃金の伸びは緩和している
*労働需要は依然として供給を上回っている
*FOMCメンバー、労働市場のリバランスが続くと予想
*インフレ率は依然として目標を上回っている
*長期的なインフレ期待は依然、十分安定している