「死ぬ気で戦ってくる」中村敬斗が北朝鮮に抱く印象と対抗策は? 三笘、伊東らサイドの主力不在も「まったく関係なくやる」「武器を見せたい」と決意

日本代表は3月21日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選で北朝鮮代表と対戦する。

この一戦に向けて、森保ジャパンは試合会場となる国立競技場で前日トレーニングを実施し、練習後に中村敬斗が取材に対応。「アジアカップでは悔しい思いをしたので、ワールドカップ出場に向けて、まず明日、戦って勝つだけです」と意気込みを語った。

そして、北朝鮮の印象については「フィジカルで押してくるイメージはかなりあります」と述べている。

「アグレッシブに死ぬ気で戦ってくると思います。相手がある程度荒いことをやってくるのも理解した上で、僕たちはほとんどの選手が欧州でやっていて、そういうプレーには慣れていると思うので、いつも通りとは言わないですが、自分たちの力を発揮すれば勝てると思います」

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また、今回の日本のメンバ―には、中村と同じくサイドを主戦場とする主力の三笘薫や伊東純也らが招集外となったが、「普段、中心となっている選手が何人かいないですが、そういうのは気にせず、代表のユニホームを着て戦うので、まったく関係なくやりたいです」と決意を示した。

「僕個人としては、大事なところで決めるというのは重要になってくる。試合に出たら自分の役割を全うして、武器を見せたいです」と誓う23歳のアタッカーの活躍に期待したい。

取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

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