「いつまで続くんですか?」面接のはずが説明だけで2時間… 辞退して帰った女性

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面接に来たはずが会社説明が延々と続き、いつまで経っても面接が始まらない…という経験はあるだろうか。50代女性(北海道/サービス・販売・外食/年収450万円)は、留学やワーキングホリデーなどに力を入れている英会話教室の求人を見て、応募したという。面接に行くと、女性以外にも数人の応募者が集まっていた。「最初は会社説明会からスタート」だったというが……。

「話を聞いていると、会社の説明というよりも、受講生の体験談とか受講するとこんなことができるよという話ばかり」

結局面接せずに選考を辞退したという経験談を紹介したい。(文:林加奈)

「面接いつ始まるんですか?」と言うと、担当者はしどろもどろ

「その説明が終わり、10分ほどの休憩を挟んで、別の担当者がきて話を始めるが、面接が始まる雰囲気は無く、最初の担当者と全く同じ話を繰り広げる」

さすがに違和感を持ち始めたころ、別の面接希望者が女性に話しかけてきた。

「『これ今日面接ですよね?なんか入学説明会になってません?』と聞かれ、面接会場で間違いは無かったんだなと安心したものの、次の人も同じ話をし出したら、面接辞退するという話になり、自分も同意。そして次の担当者が来て話し始めたら、やっぱり同じような入学体験の話」

と、やはり面接が始まる気配はなかった。これにしびれを切らしたのは、女性に話しかけてきた別の応募者だった。

「『この説明いつまで続くんですか?面接いつ始まるんですか?』と言ったところ、担当者はしどろもどろ。 結局その方は辞退しますと部屋を出て、私もこれ以上は時間の無駄と思い、便乗して出ていき、さらにもう1人同じように便乗して3人で面接会場を後にしました」

ここまでかかった時間は、「2時間くらい。面接とうたっていたのに、いっこうに面接が始まる気配がなく、ただただ入学体験の話を聞かされただけの無駄な時間を過ごしてしまいました」と、ありもしない面接に2時間も費やしたことを後悔している様子。

「こんな信じられない面接は、後にも先にもこれ以外ありませんでした」

と、呆れたように投稿を締めくくった。

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