磨いた音色♪いつまでも 松山・桑原小の金管バンド部、6年生からバトン 「伝統守る」後輩決意

賞状やトロフィーを手に笑顔を見せる桑原小金管バンド部のメンバー

 部活動を引っ張ってきた6年生が2月の大会を最後に引退し、磨いてきた音色のバトンを後輩につないだ。2023年11月に大阪府で開かれた全日本小学生バンドフェスティバル全国大会で銀賞に輝くなど複数の大会で実績を残した松山市桑原小学校(同市桑原3丁目)金管バンド部。5年生は志を受け継ぎ「部の伝統を守りたい」と気持ちを新たにしている。

 23年度は最終的に2~6年生約70人が所属。週5回の練習や保護者の熱心なサポートもあり、同フェスティバルは県大会、四国大会とも金賞を取り、全国でも堂々の演奏を披露した。2月に兵庫県であった全国小学校管楽器合奏フェスティバル西日本大会では「迫力と柔らかさがある」「シンフォニックで心地よい演奏」と高く評価された。

息の合った合奏を披露する桑原小金管バンド部

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