「とても圧巻」イルカンダが開花 沖縄・名護市中山「内山」の森に1000房

「イルカンダのつぼみや花が観察できます」と話すヤンバルンチャーの木村房祥社長(右)と中原優一さん=10日、名護市中山

 沖縄県名護市中山の通称「内山」の森で10日、マメ科の「イルカンダ」の花が開花しているのが確認された。大型のつる性植物で花は紫色。周辺や近くで川が流れる森で見ることができる。

 内山の森でバギー乗車の体験型アクティビティを展開している「ヤンバルンチャー」名護店の中原優一店長(27)は「イルカンダの花はブドウの房のようにぶら下がって開花している。房は短い物で約20センチ、長い房は約50センチある」と話した。

 木村房祥社長は「内山の森は約1万5千坪あり、イルカンダの花は約千房がぶら下がっている。とても圧巻」と話した。(玉城学通信員)

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