Sum 41のデリック・ウィブリー、回顧録でバンドと自身の最高と最低を語る?

Sum 41のデリック・ウィブリーは、近日発売予定となっている自身の回顧録『ウォーキング・ディザスター』の中で、バンドと自身の「最高と最低」の思い出を語るという。Sum 41のフロントマンであるデリック(43)は、バンドが最後のアルバム 『ヘヴン :x: ヘル』 のリリース準備や、お別れのワールドツアー「ザ・ツアー・オブ・ザ・セッティング・Sum 」を完走しようとする中、自分の人生を語るためペンを走らせた。同書の概要には「デリックが、あなたをバックステージ、レコーディングブースに連れて行き、彼自身の物語と切っても切れないバンドの最高と最低の物語を紹介」と書かれている。

そんなデリックは最近、自分の人生の次の章を楽しみにしていると認め、Usウィークリー誌にこう語っている。「ツアーの終わりが近づくにつれて、少しずつ違ってくるかもしれない」「でも、とても楽しみにしてるよ。ただSum 41を乗り越えていきたいと思っているわけじゃなくて、新しいことに挑戦し、発展させ、成長し、他の方法で創造的になり、自分の人生の行く末を見守ることにワクワクしてるんだ」

9年前に過度な飲酒が原因で入院し、命を失いかけたことのあるデリックは、昨年9月に体調不良で緊急治療室に緊急搬送された。Sum 41は昨年5月、27年間の活動を経て解散を発表、インスタグラムに投稿した声明の中でこう語っていた。「1996年からのSum 41での活動は、人生で最高の瞬間をもたらしてくれた」「どんな形であれ、僕らを支えてくれた新旧両方のファンに永遠に感謝している。皆さんへの愛と尊敬を言葉にするのは難しいが、まずは自分達の口から伝えたかった」

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