常磐大、717人卒業 「よく学び、考え精進」 茨城

富田敬子学長(右)から学位記を受け取る卒業生代表=水戸市見和の常磐大

常磐大学(富田敬子学長)の卒業式が20日、茨城県水戸市見和の同大体育館で開かれ、保護者や在校生が見守る中、人間科学部など3学部の計717人が、慣れ親しんだ学びやを巣立った。

各学部の卒業生代表に学位記を渡した富田学長は式辞で「既存の常識にとらわれることなく、高い志を持ち続けて」と話し、「コロナ禍という世界共通の経験を今後の人生に生かし、新しい未来を切り開いていくことを願っている」とエールを送った。来賓を代表し高橋靖水戸市長は「学ぶ姿勢を持ち続け、多様化する社会に果敢にチャレンジして」と祝辞を述べた。

卒業生を代表し、総合政策学部法律行政学科の小針唯香さんは答辞で「4年間を通して貴重な学びや経験を得た。今後もよく学び、よく考えながら精進していきたい」と決意を語った。

同日午後には同大大学院8人、常磐短大160人の卒業式も実施された。

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