米国日刊紙のウォールストリートジャーナル（WSJ）は17日（現地時間）「韓国では最近、小さな石をペットのように育てる『ペット石』が流行している」と報道した。
WSJは、“過労気味の韓国人たちが、ペット・ロック（Pet Rock）とともに休息をとっている”というタイトルの記事で「産業化した国のうち、最も長い労働時間を耐えている」とし「彼らは変わらない穏（おだ）やかさを求め石を育てている」と紹介した。
イ某氏（30歳）は「昨年の11月から、友人がくれたペット石を育てている」とし「時々、職場でのつらいことをペット石にうち開けたりしている。無生物の石が私の話を理解できるわけはないが、まるでペットの犬に話すように私を安らかにしてくれる」とWSJに語った。
また、ク某氏（33歳）は「ペット石を散歩や運動しに出掛ける時、ポケットに入れ連れていく」とし「この石が今の状態になるまで多くのプロセスを耐えてきたということに、一種の安らぎを感じる」とWSJに語った。
WSJは「韓国でペット石が本格的に流行したのは2021年ごろで、当時は人気アイドルグループのメンバーたちが自分たちの育てているペット石を公開したことから、関心が集まり始めた」と伝えた。
