「焼酎1本じゃなくて1杯だけください」グラス販売が可能になる=韓国

韓国で早ければ来月から飲食店で、1杯からお酒の販売が可能になる。

20日、韓国企画財政部はこのような内容を盛り込んだ「アルコール類免許などに関する法律施行令」改正案を立法予告した。

改正案には、アルコール類販売業免許の取消しの例外事由の一つに「アルコール類をコップなどグラスや容器に分けて入れて販売する場合」と明示した。酒を「瓶」単位ではなく「杯」単位で売ることも許可するという意味だ。

これと共に「酒類を冷却(凍らせることを含む)したり、加熱して販売する場合」と「即席で飲料を酒に混ぜて販売する場合」もアルコール類販売業免許の取消し例外事由として規定した。

改正案には、総合酒類卸売業者が、酒類製造業者などが製造・販売するノンアルコール飲料を酒類とともに飲食店に供給できるようにする内容も盛り込まれた。

改正案が通過した後は、総合酒類卸売業者も成人用と表記されたノンアルコールビールなどを流通することができるようになる。

改正案は立法予告を経て早ければ来月中に施行に入るものと見られる。

企画財政部は「国税庁の通則にはすでに1杯単位のグラス販売を許可しているため、現在もグラス販売が違法ではない」とし「明確に施行令を改正する」と述べた。

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