東北道・花巻PAスマートIC開通 産業や救急医療の充実期待

20日に開通した花巻PAスマートIC

 花巻市大谷地の東北道花巻パーキングエリア(PA)スマートインターチェンジ(IC)は20日、開通した。産業団地や病院へのアクセスが向上し、産業振興や救急医療の充実が期待される。

 午後3時の開通に先立ち、同市若葉町の市文化会館で式典を行い、達増知事や地権者ら約60人が出席。関係者がくす玉割りとテープカットで完成を祝った。上田東一市長は「高速道路ネットワークを生かして一層の地域発展に取り組む」と力を込めた。

 スマートICは、北上江釣子―花巻南IC間の花巻PAに接続。利用には自動料金収受システム(ETC)が必要。上りは市道山の神諏訪線、下りは岩手県道花巻和賀線から乗り入れる。

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