伊勢で強風12メートル 津は14メートル 高速道や鉄道に影響 三重

 低気圧が急速に発達した影響で、三重県内では20日、伊勢市で3月の観測史上としては最大の風速を記録するなど、強い風に見舞われた。高速道路の一部が通行止めとなったほか、鉄道のダイヤも乱れた。

 気象台によると、伊勢市では午後1時50分ごろ、3月の観測史上としては最大となる12.2メートルの風速を観測。午後3時までに、津市で14.2メートル、尾鷲市で13.2メートルを観測した。

 中日本高速道路によると、伊勢湾岸道は風の影響で、みえ川越IC(インターチェンジ)―東海IC間の上りと、みえ朝日IC―東海IC間の下りが午後3時から同7時40分まで通行止めとなった。

 JR東海によると、紀勢本線では風速計が規制値に達したことから、亀山駅―多気駅間の上下線で午後0時20分ごろから約1時間40分にわたって運転を見合わせた。

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