ロシア大統領選は「公明正大」、ペスコフ報道官が不正の見方一蹴

Gleb Stolyarov Filipp Lebedev Lucy Papachristou

[20日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)は20日、17日に終了した大統領選は公正だったと改めて主張した。

選挙では投票率77%超、得票率87%でプーチン大統領が圧勝し、通算5期目の再選を果たした。投票率、得票率ともに旧ソ連崩壊後最高記録となったが、独立調査機関や反体制派は選挙不正があったと訴えている。

西側諸国はプーチン氏の勝利を不公正・非民主的と非難。一方、中国、インド、北朝鮮などの国は祝意を示した。

クレムリンのペスコフ報道官は20日、国営調査機関の調査でロシア人の65%が選挙結果を信頼できると回答し、過去最高を記録したと指摘し、投票がプーチン氏に有利に操作されたとの非難を一蹴した。

ペスコフ氏は記者団に「選挙は完全に公明正大だった。議論は不可能」と述べた。

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