20日午後7時20分ごろ、愛知県常滑市の名鉄空港線中部国際空港―りんくう常滑間の空港島と陸側を結ぶ橋上で、中部国際空港発名鉄岐阜行きの特急が設備故障で動けなくなった。名古屋鉄道によると、乗客約400人は午後9時過ぎ、りんくう常滑駅まで線路を歩いて移動。常滑―中部国際空港間で一時運転を見合わせたが、21日午前7時50分ごろに再開した。
上り線で動けなくなった車両を撤去できておらず、当面、下り線を使って1時間に2本程度の列車が同区間を折り返し運転する。名古屋方面から中部国際空港に向かうには、常滑駅での乗り換えが必要になるなど、通常より時間がかかるとして注意を呼びかけている。
