菜の花60万本、春に彩り 兵庫・夜久野高原で満開 4月には桜との共演も

葉の花が咲き誇る朝来四季彩の丘=朝来市和田山町宮

 兵庫県朝来市和田山町宮の夜久野高原に広がる約4ヘクタールの花畑「朝来四季彩の丘」で、約60万本の菜の花が見頃を迎えている。黄色の小さな花が一面に咲き誇り、来場者を楽しませている。4月初旬まで楽しめるという。

 同市の市有地で、写真家の吉田利栄さんらの協力を得て管理し、一昨年に正式にオープン。2年間はカラシナを植えていたが、今回は、花畑の周辺にある桜が咲く時期に合わせるために菜の花を植えた。菜の花の開花時期の後半に桜との共演が期待できるという。

 来場者たちは、うねるように広がる緩やかな斜面に広がる黄色の花を鑑賞し、スマートフォンなどで撮影していた。

 入園無料。午前10時~午後3時。情報館「天空の城」TEL079.674.2120(小日向務)

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