21世紀枠の別海、初陣飾れず センバツ甲子園 地元でパブリックビューイング「堂々と笑顔で帰ってきて」

選抜高校野球大会。「21世紀枠」で選出され、春夏通じて初出場の別海が20日、岡山の創志学園との試合に臨みました。

別海町ではパブリックビューイングが開かれ、野球少年団の子どもたちなどおよそ400人が応援にかけつけました。

「勝ってほしい」「ホームランとか(2秒抜け)いいプレーを期待しています」

先発・堺は2回、ランナー3塁のピンチ。ここは落ち着いたプレーでダブルプレーを奪い、先制点は与えません。

4回に1点を先制された別海ですが、その裏。2番影山。レフトへの当たりはチーム初ヒット。このあと3塁・2塁とし、打席には5番堺。しかし、あと1本が出ず、甲子園初得点は奪えません。

追加点を奪われ7点を追う9回。4番・中道がチーム3本目のヒットで出塁。さらに、6番・鎌田にもヒットが飛び出し、チャンスを広げます。打席には7番千田。別海、惜しくも甲子園初得点は奪えず、1回戦で敗れました。

「凄くかっこよくて楽しかった」「堂々と笑顔で帰ってきてください」「町民やみんなの夢を繋いでくれました。凄いなと思います」

もう1校の北海道代表、北海は大会5日目、第2試合で大阪桐蔭と対戦します。

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