福地君(兵庫小3年)、樋口さん(嬉野中3年)優勝 全日本こども囲碁佐賀大会

真剣な表情で棋力を競う子どもたち=佐賀市の佐賀新聞社

 第27回ボンド杯全日本こども囲碁大会(全国こども囲碁普及会主催)の佐賀地区大会が10日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれ、小学生以下の部は福地旬太君(兵庫小3年)、中学生の部は樋口駿さん(嬉野中3年)が優勝した。

 地区大会が開かれない大分や宮崎からも参加があり、小学生以下の部は4人が総当たりで対戦。樋口さんと姉川響さん(鳥栖西中2年)が出場した中学生の部は、樋口さんが第3局までもつれた接戦を制した。

 福地君は「早い打ちが多い場面もあったが、勝ててよかった。守りを中心に練習したい」と話した。3日に開かれた「県アマチュア囲碁最強者戦」で最強者になった樋口さんは「2局で甘い所が出てしまった点を改善したい」と振り返り「前回の全国大会は7位だったので、今回は優勝を目指して頑張ります」と力を込めた。

 優勝者は23、24日に京都市で開かれる全国大会に出場する。出場を辞退した福地君に代わり、祝吉小(宮崎県都城市)4年の岩切知輝君が代表に選ばれた。

 同会場で開かれた級位認定大会には、県内外から25人が参加した。(坂本有佐)

© 株式会社佐賀新聞社