犬を迎えて『大変だなと感じたこと』順位別にご紹介 飼ってから後悔しないために事前に知っておくべきこととは?

️3位:意外とお金がかかる

わんこと暮らそうと決めたとき、わんこ自体の購入費用やケージ・トイレといった生活用品の費用など、初期費用については多くの人が意識するでしょう。

ですが、わんこと暮らしていくうえでかかるお金はそれだけではありません。特に知っておきたいのが医療費です。

わんこは人間と違って公的保険がないため、基本的には全額自己負担です。入院や手術となると、数十万単位の費用がかかることも珍しくありません。

近年ではそういった高額な医療費をカバーするためにペット保険に入ることが一般的になってきましたが、その保険料もまた年間で数万円という金額になります(既往歴や年齢により異なります)。

また健康だったとしても、狂犬病の予防接種や混合ワクチン、フィラリア予防薬といった予防医療費が毎年かかり、わんこの体の大きさやワクチンの種類などによっても異なりますが、こちらも年間で数万円というそれなりの金額です。

まとまったお金が必要となるタイミングが意外と多いことを知っておかないと、「こんなはずではなかった」と頭を抱えることになりかねません。

️2位:生活習慣が変わる

わんこと暮らす大変さとしてよく語られるのが、生活習慣がガラリと変わることです。わんこと暮らしはじめると、どうしてもわんこ中心の生活にならざるをえませんし、そうなるべきです。

わんこは平日も休日も関係ないため、「今日は休みだからゆっくり寝よう」は通用しません。いつもの時間になればごはんや散歩の催促に来るでしょう。

また夏の暑い日でも冬の寒い日でも、犬種やその子の性格によっては土砂降りの雨の日でも、散歩に行かなければなりません。

また、わんこが家にいると家を空ける時間を短くせざるをえません。飲み会や遊びの誘いを断って帰宅しなければならない場面も出てくるでしょう。

泊まりの旅行に行く際にはわんこだけを家に残すわけにはいきませんから、旅行そのものを諦めるか、ペットホテルを確保したりわんこと一緒に泊まれるホテルを探さなければなりません。

わんこと一緒の旅行は楽しいですが、交通手段や訪問先が限定されてしまうことを覚悟する必要があるのも現実です。

️1位:しつけが思うように進まない

わんこと暮らして大変に感じることの圧倒的第1位は「しつけ」です。わんこと暮らしている人のSNSやテレビ番組を見ていると、出てくるわんこはみんなお利口で当たり前のようにしつけをマスターしているように見えます。

そのため「何だかんだで犬は賢いから、そんなに苦労はしないだろう」と油断してしまいがちです。ですがしつけの大変さは千差万別。

また犬種の性質や個体の性格としてトレーニング性能の高いわんこだったとしても、飼い主さんの努力なしでは絶対になしえないのがしつけなのです。

しつけが身につかないうちは、わんこはさまざまなイタズラや失敗をします。家のものが壊されて買い替えが必要になったり、わんこの粗相のために一日中掃除や洗濯ばかりしているなんてことにもなります。

それらを乗り越えた先に穏やかな暮らしがあると覚悟しておかないと、しつけの大変さに心が折れてしまいかねません。

️まとめ

いかがでしたでしょうか?わんこと暮らしていくためには、大変なことがたくさんあります。ですが多くの人がわんこと一緒に暮らすのを選ぶのは、その大変さに勝る幸せや楽しさがあるからです。

わんこと暮らすためには確かに覚悟が必要です。ですがいざ一緒に暮らしはじめると「大変だけど楽しい」「大変だけど愛犬のかわいさを考えたら苦にならない」と感じる人も多いものです。

逆に言えば、大変さを乗り越えられる人にしかわんこと暮らす本当の幸せは享受できないのかもしれません。

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